1週間以上せきが止まらない、黄色い痰が出る、喉は痛くない、舌に口内炎がある
43歳女性です。営業をしています。先々週に平日に3回夜接待で飲みに出かけました。うち2回は遅くまで二次会三次会があり、週末に少し寒気がして体調を崩しました。それから1週間以上、上記の症状が続いています。熱は出ていません。今のところ1番気になる症状は、せき(喉の奥がかゆい、痰が絡む)と口内炎です。口内炎は生理前になるとよく出ますが、長期間続いたことはありません。せきと口内炎は少しずつ良くなっていますが、全快まで時間がかかっていることが気になります。
気管支炎や喉頭炎の可能性が高いと思います。過度の飲酒による免疫力の低下や睡眠不足で風邪などのウイルス感染にかかりやすくなったと考えられます。せきや喉の違和感が続くのは、炎症が完全に治まっていないからでしょう。口内炎は体調不良やストレスで悪化することがあり、生理前の時期と重なると特に出やすくなると思います。症状が徐々に改善しているようですので、十分な休息、水分摂取、うがいを続けることをお勧めします。いわゆる風邪でも症状が一週間程度つづくことはございます。症状が2週間以上続く場合や、倦怠感が強くなる、咳で眠れないなど体調が悪化する場合は内科を受診していただくといいと思います。
気管支炎などを起こしているかもしれません。
膿性鼻汁がある場合は副鼻腔炎を起こしても後鼻漏の症状から痰がらみや咳などの症状を認めることがあります。
体調不良時には口内炎ができやすくなります。
症状が続いているようでしたら呼吸器内科で診察を受けておくとよいでしょう。
1週間以上続くせきと黄色い痰、さらに口内炎の症状についてですが、これらの症状は風邪やウイルス感染後の後遺症としても見られることがあります。特に飲み会での夜遅くまでの外出があったことから、感染症にかかるリスクが高かったかもしれません。喉のかゆみや痰の絡みは、ウイルスや細菌による上気道感染の影響である可能性があり、口内炎は免疫の低下や体調不良に伴って現れることもあります。
発熱がないのは一つの安心材料ですが、1週間以上症状が続いている場合、慢性気管支炎や副鼻腔炎などの他の疾患が関与している可能性もあります。症状が改善しているとはいえ、完全に治るまで時間がかかることもありますので、引き続き休養を取ることが大切です。
症状が長引く場合や改善が見られない場合は、再度病院で受診し、検査を受けることをお勧めします。
痰と同じような色調の鼻汁も出るようなら副鼻腔炎からの後鼻漏による症状の可能性もありますので、その際は耳鼻科を受診して診察を受けていただくのがいいと思います。
症状が続いているようですし、耳鼻科で副鼻腔炎などの可能性も評価していただくと良いと思います。