新生児のホワイトノイズ使用における聴覚への影響

現在生後18日の男の子を育てています。退院後10日間ほど、寝かしつけのために、ライトと一体になったホワイトノイズマシンを使用していました。
昼も夜もほぼ一日中つけっぱなしにしていました。
流水音等を流していて、赤ちゃんからの距離は30センチ程。アプリで計測してみたところ50〜60dBくらいの音かと思います。
ホワイトノイズによる難聴や脳への影響の記事を読んで、大変後悔しています。
新生児のため、音のする方を向く等の判断がしずらく、聴覚への影響がないかとても不安です。出生後の新生児聴覚スクリーニングはパスでした。

1.現時点で聴覚や脳への影響はあり得ますでしょうか。
2.新生児期でも聴こえているか判断する方法はありますでしょうか。
3.検査を検討した方が良いでしょうか
4.検査はどこでできますでしょうか

今後は使用を控えようと思っています。

たけぽん

生後18日のお子様の聴覚への影響について、大変ご心配されていることとお察しします。以下に、ご質問いただいた内容について回答させていただきます。

1. 現時点で聴覚や脳への影響はあり得ますでしょうか。

新生児の聴覚は非常に敏感であり、特に高音域の音には注意が必要です。
ただし、新生児聴覚スクリーニングをパスしていること、また、10日間という期間から考えると、過度に心配する必要はないかもしれません。
脳への影響については、直接的な関連性を示す研究結果は少ないですが、可能性は低いでしょう

2. 新生児期でも聴こえているか判断する方法はありますでしょうか。

新生児期の聴覚は、以下のような方法で確認できます。
大きな音にビクッとするか
音のする方向に顔や体を向けるか
おもちゃの音や呼びかけに反応するか
ただし、新生児は睡眠時間が長く、反応が鈍いこともあるため、注意深く観察する必要があります。

3. 検査を検討した方が良いでしょうか。

新生児聴覚スクリーニングをパスしているので、現時点で緊急に検査を要する状況ではないと考えられます。
しかし、ご心配が強い場合や、上記のような聴覚反応が確認できない場合は、念のため医療機関に相談することをおすすめします。

4. 検査はどこでできますでしょうか。

小児科や耳鼻咽喉科で聴覚検査を受けることができます。
特に、新生児聴覚スクリーニングを実施している医療機関であれば、専門的な検査が可能です。

現役小児科医

お示しの音量(50~60dB程度)で、しかも使用期間が10日間とのことであれば、一般的に聴覚や脳への影響が出る可能性は極めて低いと考えられます。ホワイトノイズに関する懸念は、より大きな音量(70~80dB以上)を長時間・長期間使用した場合に指摘されることが多いです。

現時点でできる確認方法としては、大きな音に対してモロー反射(ビクッとするような反応)が見られるか、泣いているときに声かけで落ち着く様子があるかなどが目安になります。スクリーニングをパスしていることも心強い材料です。

現段階で追加の検査は特に必要ないと考えられますが、もし今後「音への反応が乏しい」と感じるようなことがあれば、小児科や耳鼻科で相談が可能です。今後は使用時間や距離を見直しつつ、過度に心配しすぎず過ごされて大丈夫かと思います。

千葉県の小児科

1. 今回の事で耳や脳に影響がある可能性は低いと思います。
2. 大きな音に反応していれば良いと思います。
3. 聴力に影響がある可能性は低いと思いますが、大きな音にも反応しない時は、一度耳鼻咽喉科を受診されると良いと思います。
4. 耳鼻咽喉科で検査は出来ると思いますが、現時点で検査は要らないと思います。

りんご先生

1,お話の状況でお耳に影響まで起こることはまずないと思います。
2,大きな音(ドアがバタンと閉まる音など)がした時にびくっと体が反応するかを見ておきましょう。
3,4,2の様子が見られるのであれば、必要ないと思います。検査をするなら耳鼻科になるでしょう。

小児科30年勤務医

75デシベル以下であれば特に心配なことではないと思います
検査も不要と思いますので日常生活の中で聞こえているかどうかを、観察していきましょう

すみか

ご記載の状況では特に影響は出ないかと思います。
もし検査するとABRという、脳波をとる検査になりますね。

本内容は病気の治療の根拠として使用できませんので、その点を十分に理解し、医療機関を受診するかどうかはご自身で判断し、リスクは自己負担でお願いします。