ジェニナックの服用頻度、あまり頻繁に行うと危険でしょうか
5年前に副鼻腔炎、気管支喘息にかかりその際耳鼻科でジェニナックを処方されました。以来のどの痛みのある風邪をひいた際はジェニナックを処方してもらうようになりはじめは半年に一度、次第に頻度が増え最近は月に一度程度風邪を引くたびに服用しておりました。先日内科にかかると、その処方を強く非難され、そんな強い抗生剤飲み続けたら身体に悪いだけ。いつか重病の際抗生剤が全く効かない身体になると言われました。いま喉がすごく痛いですがロキソニンでしのいでいます。ロキソニンは明日で5日目です。のどの痛みに対しては自然に治るのを待つしかないですか?
また、ジェニナックの頻度についても私の服用は危険なほどでしたのでしょうか。
のどの痛みが続いているなかで、これまで頼りにしていた薬を否定されると、どう対処してよいのか不安になりますよね。
まずジェニナックは「ニューキノロン系」という強めの抗菌薬で、一般的には重めの細菌感染症に対して使用されることが多い薬です。風邪の原因のほとんどはウイルスなので、抗菌薬は効かないことがほとんどですし、必要のない抗菌薬を頻繁に使うと、将来本当に抗菌薬が必要な場面で効きづらくなる「耐性菌」ができてしまうリスクが高くなるとされています。月に一度の頻度での服用は、一般的には少し過剰だった可能性があると言わざるを得ません。
のどの痛みについては、ウイルス性の咽頭炎の場合には、通常は数日から1週間程度で自然に回復することが多いですが、痛みが強かったり長引いていたりするときは、細菌感染の可能性も否定はできません。ただしその場合でも、まずは解熱鎮痛剤(今服用されているロキソニンなど)で様子を見るのが一般的な対応とされています。
のどの痛みが5日も続いているとつらいと思いますが、ロキソニンで症状が和らいでいるなら、それを続けながら経過をみるというのはひとつの方法です。もちろん、それ以上悪化してくるようなことがあれば、原因に応じた対応が必要になります。
喉の強い痛みが続いている中、不安なお気持ちよく伝わります。まず、ジェニナックは広範囲に作用する強力な抗生剤で、必要な場合には有効ですが、頻繁な使用は耐性菌の発生リスクや腸内細菌への影響を高めるため、現在の内科での指摘は妥当です。月に一度の服用は明らかに過剰で、将来的に本当に必要な時に効かなくなる可能性は否定できません。喉の痛みがある場合でもウイルス性であることが多く、自然治癒を待つのが基本で、対症療法(ロキソニンやうがいなど)で経過を見るのが一般的です。ロキソニンは胃腸への負担もあるため、使用が5日以上になるようなら、一度担当医に相談されると安心です。今後は、抗生剤の使用は担当医の判断に従い、必要最小限に抑えることが望ましいです。
ジェニナックの服用頻度が危険なレベルということはないですが、そもそも、ほとんどの風邪はウィルス感染症であり、ジェニナックのような抗生剤は無効です。風邪に抗生剤を使用するということ自体があまり推奨されないですね。加えて、副作用(肝機能障害、腎機能障害などなど)の可能性もゼロとはいえませんし、同じ抗生剤を繰り返し使用することで耐性菌のリスクも上昇します。通常は抗生剤は服用せずに自然に治るのを待つのがベストであろうとは思いますよ。またいつでもお待ちしておりますね。
ジェニナックは強力な抗生物質で、過度に使用することで耐性菌が生じ、将来的に感染症に対して効果が薄くなるリスクがあります。そのため、頻繁に服用することは避けるべきです。医師が指摘したように、抗生剤の乱用は体に害を及ぼす可能性があり、特に自己判断で服用するのは避けるべきです。喉の痛みが続く場合でも、すぐに抗生剤を使うのではなく、風邪などであれば自然に治癒することがほとんどです。
ロキソニンは痛みを和らげるために使用されていますが、長期間の使用は胃腸に負担をかける可能性があるため、適切な期間内での使用が推奨されます。喉の痛みが続く場合、うがいや温かい飲み物で喉をケアし、症状が改善しない場合には再度医師に相談するのが良いでしょう。ジェニナックの頻度が高すぎた点については、確かに注意が必要でしたが、今後は必要な場合にのみ使用するようにしましょう。
副鼻腔炎や細菌性の咽頭扁桃炎、または気管支炎などを疑う場合に、抗生剤を処方する事は別に普通の事ですが、ジェニナックは通常よく処方されるクラビットに耐性を持つ細菌に感染した可能性がある場合に用いるのが普通です。
耳鼻科医が、毎回耐性菌の可能性を考えて処方された可能性が高いかと思われます。
確かに中には不要な場合もあった可能性もありますが、特に危険な処方とまでは言えないと思います。
そもそも副鼻腔炎は完治しているのでしょうか?
完治していないと、副鼻腔炎から同じ喉の細菌感染を繰り返すことになりますので。
喉の痛みに効果を期待できる抗生剤以外の薬としては、トラネキサム酸や桔梗湯などを試してみても良いかと思います。
本当に必要な抗生物質であれば使用すること自体は問題ありませんが、まずはそういった評価が妥当なのかどうか別の病院でもう一度見ていただいてはどうでしょうか。そもそもいざと言う時に使うような強めの抗生物質ではあるので、使うにしても別の抗生物質で充分であるように思います。一般的に咽頭痛を中心とした症状を起こす原因菌はペニシリンなどで充分なことがほとんどです。
ジェニナックは広域の抗菌薬で、さまざまな細菌を叩く、強力な内服薬です。体内の通常の常在菌も叩いてしまうので、抗菌薬が効かない耐性菌に住みつかれるリスクがあります。ですから、ここぞという時に使う薬剤で、頻回に使う薬剤ではありません。参考になれば幸いです。
風邪はほとんどがウィルスによるものなので,ジェニナックは無効です
あまり使うと耐性菌の誘発につながります
確かに頻度は多めと思いますが、一番問題なのは抗生剤が必要であったかどうかと思います。