大腸がんの手術後に嘔吐
70代の祖父です。
中等度認知症、糖尿病があります。
先月嘔吐し、立ち上がれなくなったため救急に行き大腸がんによる腸閉塞との診断がでました。
肝臓、リンパ節にも転移していました。
認知症があるため手術で取ることになりましたが、血糖が200など悪く、コントロールのため入院しました。
手術で全て取れたのですが、次の日も痛み等でほぼ寝たきりでした。
三日目ぐらいから車椅子に乗って過ごしたり、リハビリが始まったようです。
最長20mぐらい歩行訓練をしていましたが、
嘔吐し胃に溜まっているものを出していましたが、流れず検査した結果癒着が原因ではないかと再手術になりました。
癒着は何箇所もあり、全て取り除くのは大手術になるとのことで大きく癒着してるところをはがしたようです。
しかし再度嘔吐してしまいまた鼻からチューブを入れています。
絶食になって1ヶ月が経ち、体力低下が著しいです。
医師の説明では手術後に早期離床で、癒着等を予防と言っていたようですが、手術後は積極的に起こしてる様子はありませんでした。
寝たきり以外に癒着の原因は考えられますか?
癒着は手術をすることで、必ず起きます。
もし手術直後に元気に歩いていたとしても、多かれ少なかれ起きます。
また肝臓やリンパ節にも転移しているのであれば、おなかの中に転移している可能性も否定はできないと考えます。
現在、どうなっていて、今後をどう考えているかを、一度主治医とよくご相談することがよいと思います。
開腹手術後の癒着はほぼ必発ですが、癒着が原因で腸閉塞になる方はごく一部です。通常は減圧チューブの挿入で保存的に改善することが多いですが、1か月経過をしても改善されていないのであれば、外科的な治療が必要かもしれません。
どうしても血糖コントロールが悪いと縫合部の治りが悪くなって腸閉塞を含めたトラブルが起きやすくなると思います
お話しの状況からは、手術後の癒着が原因だと思います。主治医に相談して下さい。
寝たきり以外に癒着の原因は考えられますか?とのことですが、個人差はありますガ、腸などが手術で空気に触れますと、程度の差はありますが、癒着は生じます、術後に、動くことは大切ですが、それで予防することはむつかしいと思います