4歳子どもの睡眠時無呼吸について
4歳の子どもが寝ている時に呼気が止まります。
初めて気がついたのは2歳頃で
3歳になる前に一度耳鼻科を受診しましたが、アデノイドは鼻から内視鏡を入れるのでもう少し大きくなってからの方がいいと言われ、アラミスト点鼻液を処方され様子を見て欲しいと言われました。
数回使用しましたが、特に鼻も詰まっているわけではなく、鼻詰まりが原因ではない気がして途中で使用をやめました。
来月で5歳になりますが、未だに同じ様な感じで呼吸が止まります。
ただ、いびきはなく顔色も変わらず、ススッと息を吸い込んだ後フーと息を出し切り、そこから10〜17秒程止まります。
特に苦しそうでもなく、その後何事もなかった様に通常の呼吸に戻ります。
朝まで見ていた事はないのでわかりませんが、1時間で3回くらいこの様な呼吸を見かけたこともあります。
扁桃腺は大きいと言われた事はなく、
特に発達の指摘をされたこともありません。
お昼寝は2歳半で終わり、朝の寝起きも特別悪い事はありません。
4歳になる前から頻繁に頭が痛いと言うことが増えましたが、幼稚園に入園してからずっと風邪を引いているせいなのか、この無呼吸が関係しているのかわかりません。
以前同じ様な質問をされてる方が中枢性の無呼吸だったというのを見てとても心配になり、今月末に耳鼻科の予約をしたのですが、それまで不安なので質問させていただきました。
中枢性の無呼吸は、呼吸しなさいと命令している脳からの指令が弱い時に起こります。多くは、新生児などまだ脳の発達が未熟な時に起こり得ます。4歳で中枢性の無呼吸を来たすことは少ないと思います。
20秒以上の無呼吸は長いですが、10-17秒の無呼吸は正常範囲内でも起こり得ると思います。4歳で無呼吸が起こるのは、扁桃腺が腫れている、アデノイドが腫れている、風邪などで気道がやや狭くなっている、鼻汁や痰などの分泌物で気道がやや狭くなっている、などの場合が多いと思います。これまで、扁桃腺が大きいと言われたことがないので、アデノイド肥大などがあるのかもしれません。扁桃腺やアデノイドは小学生頃になるまで、生理的に次第に大きくなってきますので、4歳であれば大きくなっている可能性はあると思います。
耳鼻咽喉科の先生に鼻やのどを診て貰うと良いと思います。
それまでは、肩にタオルなどを敷いて頸をやや後ろに反る姿勢にすると気道が開通して無呼吸を起こしにくくなるかもしれません。
いかがでしょうか。
呼吸の様子をとても丁寧に観察されていて、状況がよく伝わってきました。一般的に、小児では睡眠中に呼吸が一時的に止まることは珍しくなく、特に10~20秒程度の無呼吸が時折みられるのは正常範囲とされています。ご記載のように、顔色が変わらず、呼吸再開時も自然で苦しそうな様子がないのであれば、すぐに大きな問題になるケースは少ないと考えられます。
ただ、これまでの経過や「以前から頭痛を訴えることが増えている」との点は気になるポイントです。無呼吸の頻度や影響を正確に評価するには、必要に応じて睡眠ポリグラフ検査(睡眠時の呼吸・酸素飽和などを測る検査)を行うこともあります。耳鼻科での再評価を予定されているのはとても良い判断で、診察時には頭痛の件も含め、詳しく相談されると良いでしょう。
現時点では、特に顔色が急に悪くなる、日中の強い眠気、極端な疲れや注意力の低下が見られないのであれば、すぐの救急受診は必要ないと考えられます。ただ、今後変化があれば早めの受診をおすすめします。
扁桃が大きいのかもしれませんね。
体調が良いときもいびきをかくようなら、別の耳鼻科を受診されても良いと思います。
20秒以内の呼吸停止は正常です。
顔色が悪くならなければ様子見でいいでしょう。
4歳のお子さんの睡眠時無呼吸について心配される気持ちは理解できます。呼吸が止まる現象が続く場合、睡眠時無呼吸症候群の可能性も考えられますが、いびきがなく、顔色が変わらず、苦しそうでないとのことなので、必ずしも重篤な状態とは限らないかもしれません。しかし、無呼吸が続くこと自体は身体に負担をかける可能性があるため、引き続き専門医の評価が重要です。
おっしゃる通り、アデノイドや扁桃腺の腫れが原因で睡眠時の呼吸に影響が出ることがありますが、過去に耳鼻科で指摘されなかったことや、鼻詰まりがないとのことから、他の原因の可能性もあります。また、頻繁に頭痛が増えた点も気になりますが、これは無呼吸に関連している可能性もあります。
月末の耳鼻科の受診では、再度アデノイドや扁桃腺、他の呼吸に関わる問題について確認し、必要であれば睡眠時の呼吸状態をモニタリングするための検査を受けることが望ましいです。心配であれば、すぐに小児科や睡眠専門医の受診も検討すると安心かもしれません。