思春期ニキビ 内服薬は使用可能?
10才(小学5年生)くらいから顔にニキビぐ出来始めました。
初めはアクアチム軟膏とヘパリン類似物質ローションを処方してもらいました。少し酷くなったときにはミノサイクリン塩酸塩錠を一週間分もらったこともありました。
いまはベピオローション、クリンダマイシンリン酸エステルゲルも使用していますが、改善がみられず赤みが酷くなっているように感じます。
先生は皮膚科専門医ではありません。男性の優しい先生で保険適用のお薬のみ出していただいています。毎回、ニキビはすぐには治らない。睡眠や食事、生活のリズムなども重要ですと話して下さるのみです。息子は皮膚科専門医の女医のいるところにはいきたくないようなのですが…。
個人差があるかと思いますが、やはり今いただいている薬では治りませんかね?
本人、気にしているかと思いますが私も主人も思春期の息子にあまり言うのもどうかと…。
塗り薬だけでは限度もあるかと思うので保険適用外でも構わないので…と話し先生に飲み薬なども処方してもらってもいいですか?
現在の治療は一般的なものですが、改善が見られない場合は他の選択肢も考えられます。特に、赤みが強くなっているとのことなので、ベピオの刺激が原因になっていないか確認し、使用頻度を調整するのも一つの方法です。
塗り薬だけでは限界があることも多く、飲み薬の追加は選択肢として有効です。ミノサイクリンを短期間使ったことがあるようですが、抗生剤の内服はある程度の期間続けることで効果を発揮する場合があります。
息子さんが皮膚科専門医を避けたいとのことですが、治療の選択肢を広げるためにも専門の医師に相談するのは有効です。男性医師がいるクリニックを探すなど、本人の希望に配慮しつつ最適な治療を受けられるよう調整するのもよいでしょう。主治医に相談し、保険適用外の治療も含めて検討するのは問題ありません。
保険診療だけでは難しいケースはよくあります。もう3年間治療していて悪化しているようであれば次のステップに行くべきかと思います。ニキビがなかなか治らないと跡になってしまうことがあります。
まずはベピオをもう1段階上の保険薬のエピデュオにした方が良いのと、保険外診療も併用したほうが早く治りますので、併用もお勧めします。
ベピオローションの外用を3ヶ月継続しても効果を実感できない場合には、アダパレンという外用剤に変更してみることが推奨されています。主治医とご相談されることをお勧めします。
基本的には、しっかり薬がでているように見えます。
保険診療外の薬を出すかは、医師によるともいますが、基本はあまり出さないように思います。
男性の皮膚科専門医を探すのは、いかがでしょうか。